ユマニチュード。

夜勤中に少し勉強でもしようと思い本棚を物色していると「ユマニチュード入門」という本があった。

「ユマニチュード」という言葉を知らなく、なんか知ってないといけないような気がしたので読んでみた。

まだ前半の部分しか読んでいないが、自分には危険な本だった。

「ユマニチュード」とは、認知症ケアの技法であり、優しさを伝えるケア技術ということのようだ。

途中までの自分の解釈では、相手に対し同じ目線で、声を掛け、理解を得てケアを行っていく。

あたり前のことなのだが、相手が認知症であったり寝たきりであったりすると、この点がおろそかになる。

そして、その本に刺激され、ただでさえケアに時間のかかる自分がさらにケアに時間をかけるようになってしまった。

「ユマニチュード」を実施しているから仕方ないなんて感じで。

ただ、実際に「ユマニチュード」を意識してケアをすることにより、相手の反応がよくなっているような気が。

自己満足。

でも、他のスタッフが無言でケアをしているのをみると、利用者さんがかわいそうだなと思う。

そして、この「ユマニチュード入門」を読めとも思う。

まぁでも忙しいし、仕方ないのかなとも。

まだ途中なので、最後までしっかり読んで「ユマニチュード」を自分のものにしたいなと。

そして、利用者さんに対していい結果が出せるといいなと。

結局、自己満足で終わりそうだけど。

自己満足でも、楽しく、相手のことを大切に考えるケアができるように頑張ろうかな。

こんな気持ちを忘れずに、ずっと仕事に取り組めるといいけどな。