デスノート。

映画とかのデスノートとは全く関係は無い。

今、老健で勤めている。

その為、施設で亡くなる人を看取ることもある。

今日も1人亡くなった。

全く予想してなかった人が食事を詰まらせ窒息死した。

天童荒太が悼む人で直木賞を取った。



悼む人を読み、人の死をなるべく忘れないようにしなきゃなと思った。

祖父や祖母の死も忘れそうだが流石に思い出す。

でも、それ以上遠い人の死は忘れてしまうだろう。

仕事上、多くの死に立ち合う。

なかには家族の居ない人もいる。

一人でも多くの人に自分が生きていたことを覚えていて欲しい。

たまには思い出して欲しい。

それが生きたことになる。

そんな感じで悼む人を読んで感じた。

だから、デスノートに名前を書いて、時折、一緒に過ごした利用者さんを思い出そうと。

大変申し訳ないのだが、デスノートに名前を書きたくても思い出せない人もいる。

名前は思い出せても死亡日が思い出せない人もいる。

もうそんなことがないように、デスノートに記録しよう。

それが自分の生き方なのかなと。