孤独のグルメ。

孤独のグルメというテレビ番組がある。

松重豊さんが男のこだわり的な感じでいろんな街のグルメを食べまわる番組。

5年程前にこの番組にハマったが、最近は全然観ていない。

ただ、今日、「かつや」に行って何を食べるか必要以上に迷ってしまい、ふと、この番組のことを思い出した。

メニューを見て、味を想像しボリュームから全体のバランス、さらに自分の体調などいろんな角度から注文のメニューを考えまくった。

気持ちは松重豊。

店員がオーダーを聞きにくるも、もう少し待ってくれと。

吟味に吟味を重ね、ソースカツ丼を注文。

そして、想像通りの味に満足。

備え付けのたくあんにも手を付け、味を評価しひとり満足する。

普段、コンビニ弁当をかけ込むように食べていて、食事への興味が薄れていたのだろうか。

なんだか突然のグルメ気取りに驚いた。

それでも、それなりに歳を重ね、それなりにものの味というものが分かるようになってきたのだろうか。

少し大人になった気分。

もうおっさんだけど笑

なんだか分からないけど、いい経験だった。

でも、脂っこいものを拒否する自分がいて、さらに量的な面も少なめのものを選ぶ自分がいた。

少し前までは脂っこいものを満腹になるまで食べていたのに。

確実に老化。

また一歩、大人になったという老化。

少し寂しい。

もう人生の折り返しを過ぎたのだろう。

早く立派な男にならなくては。

一歩前進笑