オミクロン。

三流看護師ではあるが、一応、コロナに携わってはいる。

もうコロナ歴も2年目になる。

デルタ株の時は、ほんとにヤバかった。

毎日、戦場のように忙しかった。

ただ、関わりとして電話対応が中心なので、少し耳が痛い程度ではあったが。

そしてまた、オミクロンが流行しはじめた。

ずっと電話が鳴るのを待ってるだけで良かった仕事が続いたのだが、ついに電話がなり始めてしまった。

内容は、デルタの時と比べものにならないくらい軽度のものばかり。

デルタの時であれば、そんなのは対応できないのでと断っていた内容の患者さんばかり。

暇なんで対応しているが、正直、迷惑。

一応、対応するにあたり、費用が発生する。

コロナの費用は、全額を国が負担をする。

極端なことを言うと、解熱剤とかは自分で薬屋で買うと何千円が必要になるけど、コロナ陽性者は病院にいけば無料で診察を受けられ、解熱剤も無料でもらえる。

そんな感じで、なんでも対応していると費用がバカにならない。

それだけでなく、飲食店やらなんやらに助成金を配ったり、なんだかんだとかなりの税金を投入している。

自分のこの仕事の給料も、元は国からである。

派遣会社がかなりの額をピンハネしているが。

こんなに多額の費用を使用して、どうやって回収するのだろうか?

きっと、回収はできないのだろう。

それはわかっていても、コロナの恩恵を受けている人たちは多くいて、それが政治家に関係のある人が大半を占めていれば、国はその恩恵を受けている人たちを守る為に、さらなる予算を準備する。

そして、自らの選挙の表をあつめる。

これは、もう日本の悪しき週間である。

なんだかとても恐ろしい。

オミクロン、なんだかたいしたことはなさそうだ。

でも、あえて言う。

油断はダメだ!オミクロンに備えてしっかり準備を整えようと。

そして、準備に必要なお金をしっかりいただく。

今日も、軽症者相手に熱と酸素飽和度を聞くだけで、5万を超える給料をいただく。

他分、医師はこの5倍をもらう。

こんな医師と看護師が、世の中には何百人といるだろう。

コロナバブル。

オミクロン様のおかげで、まだまだ続きそう。

お金より、命が大切。

コロナには、多大な備えを推奨します。